Open Studio Tokyoの制作メモ

Open Studio Tokyoというサービスを作り途中。

非エンジニアがアプリ開発できる「Glide」を使ってみた!

表題の通り、「簡単過ぎる!GoogleスプレッドシートからPWAアプリを開発できる「Glide」を使ってみた!」をみてアプリ開発をしてみました。

paiza.hatenablog.com

私は現在Open Studio Tokyoという、アートピープル向けのスタジオ訪問ができるウェブプラットフォームを作らん!と勢いだけで空回りしている非エンジニアです。開発で困っていることは2つの視点からあり、ユーザー視点は、アーティストの登録数と、その情報の使いやすい検索方法。開発側視点は、アーティストの登録数の伸び悩みと、その情報の更新の仕方(ほんとはもっとたくさんあるけど...😭)。

ユーザー側からと開発側からの悩み、「検索のしやすさ」と「更新のしやすさ」をある程度同時に解決してくれるアプリ「Glide」に出会ったので、今回は実験的に使ってみることにしました!

今まではGoogleスプレッドシートWordPressにIframeで読み込んでみたり(見た目が猛烈にダサい)、CSVデータをテーブルにしてソート機能もつけてくれるプラグインを入れてみたり(モバイルだと使いづらい、そしてやはりダサい)と、試行錯誤している状態。一番のネックはシートを一覧で見せるしかなく(個別ページを自動生成してくれないので)1ページに情報が膨大になってしまうこと。きっと内容が充実してくるにつれ、みづらくなるのは必須。

なので、一覧+個別ページという仕様にしたい!個別ページいちいち作るのめんどう!自動生成してほしいけど、プログラムがかけない!という訳でプログラムを書かずになんとかできないか検索していると、WordPressの動的ページにXML/ CSVインポータープラグイン「All import」を見つけ、タグやカテゴリーで検索と一覧を見せるというやり方をとりました(別でエクスポートするプラグインもあるのも確認して導入を決めました)。

www.wpallimport.com

このプラグインはタグやカテゴリー設定もできるし、UIも使いやすい。めっちゃ便利!しかしこの場合だと、全体の情報を書き換えたい場合(たとえば全体の属性名を変えたいとか)、動的ページ全てをCSV吐き出しをしてまとめ、またCSV読み込みをする作業が必要。めんどくさいし、間違えそう。最新ファイルがCSV/WPのデータベースとずれていく。。。アーティストのページが増えたら情報の新旧を間違える時がきっとくる。。。等々、不安を伴った選択でした。
ということで、更新のことを考えるとGoogleスプレッドシートまたはデータベースを複製する回数が少ない作業をしたい!そんな時に見つけた「Glide」は一覧&個別ページが簡単につくれ、Googleスプレッドシートのリアルタイム読み書きで更新作業ができるとな!なんと素晴らしい。

実は他にももう一つ導入を考えている仕組みがあるのですが、それはちょっと時間がかかりそうなので裏で走らせつつ、手軽にできそうなGlideにCSVデータを読み込ませてみました。私がもっているのは250人以上のアーティストデータ。そんなに多くはないけれど、やはり一画面で見せるのには多いのでタブで暫定的に「男/女/グループ」の3種類に分けてみました。アートのジャンル別に分けるのもよいなと思ったけれど、領域横断している人が多いのと、ジャンルも多いので現実的じゃないかなと。

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タブにはアイコンを選んでつけられます。使いたくないタブは非表示にもできるし、アプリ上でタブの名前も変えられます。まだ見せたく無いデータを別タブにしている時とか便利!個別ページも自動生成してくれる!そしてタブごとに設定が変えられるので、今回は「男/女/グループ」と見せたい内容は同じもので仕分けしましたが、「スタジオマップから検索/作品から検索/アーティストから検索」など、見せたいものが違う属性でも作成が可能!すごい。

しかし、使いづらい点も。ソート機能がない(検索である程度回避できるけど、逆順にしたい時はお手上げ!)。PC閲覧のことは考えていない(使えないことはない)。

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これがPCからアクセスした画面。このスマホ画面をPC上で操作すれば、スマホと同じような動作ができます(スマホ画面が動くと気づいてくれるかな...)。

現在のOpen Studio Tokyoの来歴は半分くらいはモバイルで、残りはタブレットとPC。しかし研究者はPCで情報をまとめたりするのでは?という疑念も残ります。これからアクセスが増えた時、海外のキュレーターや研究者は果たしてモバイルとPCどちらからこのサイトを見るのか...!

ということで、ちょっと使いやすくなったOpen Studio Tokyoをよろしくお願いいたします⭐️

openstudiotokyo.baexong.net