Open Studio Tokyoの制作メモ

Open Studio Tokyoというサービスを作り途中。

海外へちょっとだけ宣伝してみた話

 「登録者が少なくてもサービスが成り立つような、アーティストリストの作成の話を書く」と書いて、はや一ヶ月。今月も違う話をします((((;゚Д゚)))))))。

オープンスタジオ東京は、海外のコレクターや研究者などが、日本のアーティストの仕事場への訪問をマッチングするサービス(プラットフォームと呼んでいますが)。

openstudiotokyo.baexong.net

 

このサービスの対象者は日本以外に住んでいる人。本当は英語だけじゃなくて中国語やイタリア語など様々な言語にも対応したいところですが、まずは英語のサービスを作りました。しかし、日本以外に住んでいる人、特に海外のアート関係者がこのサイトをどのように知るのでしょう(白目)。宣伝ってどうすれば良いのじゃ。

当初は「海外への宣伝はウェブサイトが充実してから!今見に来ても情報少ないし。のちのちの話じゃ」と考えていましたが、アート関係者が見にこないサイトに誰も登録したいとは思いません。ぜんぜん登録者が増えません。卵が先かニワトリが先かの話ですが、卵もニワトリもお互いに先をゆずってどちらも前に来てくれません(泣)。

ということで「登録者が少なくてもサービスが成り立つような、アーティストリストの作成」を思いついたのですが、同時に海外の人への宣伝もはじめました。まずは2月の終わりごろに開催された、欧州11都市の市長たちが日本のアートや文化交流を目的に集まる会合に参加してみました!

目的はOpen Studio Tokyoに提携してくれる都市を探しに。 一応、すべての都市に提携しよーよ!というラブレターと私の職務経歴書的なものを渡しました。全部で14箇所に配りました(都市じゃなくてオーガニゼーションなどもあったので)。

配り終わったあとは、グーグルアナリティクスの前から離れられません。。。が、その日は誰からもアクセスがありませんでした(号泣)。しかし翌日以降から、香港やインドネシアなどのアジア圏からのアクセスがちらほら。あれ?欧州に配ったのにな?飛行機の乗り継ぎ?別の仕事で他のアジアにも寄ってるの?わかりませんが、とにかくアジアからアクセスが、数カ国から1,2件ずつぐらい来ました。

そしてその翌日以降からはイタリア、ギリシャ、フランス、ポーランド...などなど配ったであろう国からアクセスが1件づつ。ちゃんとアクセスしてくれている!!!うれちー!!!あとは配っていないアメリカからのアクセスも。なぜ。しかし、再訪問は少ない。そして各国からはアクセスは嬉しいけれど各1件。切ない。。。圧倒的にアクセス数が少ないのに、いろんな国からアクセスがあるという不思議な解析図を見ながら、これでは問い合わせは来ないなと、若干悟りました(あわよくばの気持ちも残りつつ)。

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気を改めて次の宣伝。3月の終わり頃にいろんな国の有名な美術館に所属するキュレーターたちが集まる会合があると聞き、そこでも宣伝してきました。4-50人ぐらいの人たちが集まっていたと思います。今度はリソグラフ 印刷のチラシを作って、それを配ることにしました。チラシにはウェブサイトに簡単にアクセスできるようにQRコードも日本語と英語の2種類を入れました。

QRコードにはこっそりアクセス解析を入れてみました(無料サービスの)。会合は3日間行われ、その間は全くアクセスがありませんでした(泣)。今度はアート以外の業務もしている市の人ではなく、美術業界で働くキュレーターたちなので、きっと反応は良いぞ!と思っていましたが、なかなかキビしー。

会合が終わって、キュレーターや研究者の人たちが自国に帰る頃からアクセスがありました。といってもQRコードから来たのは5件のみ。。。参加者数に対しての5人なので、なかなかの割合なのか、市の人たちは100%アクセスしてくれたので、かなり低い割合なのか。会議の数日後はQRコードからではなくダイレクトにアクセスしてくれている人もいるようで、若干ですがアクセス数は上がりました。

しかしいくら宣伝してみてもウェブサイトの中身が充実していないので、興味を持ちようがありません(私だったら)。卵とニワトリ、どうやって育てればいいのじゃー!!!!

と。だらだらと宣伝したことを書きましたが、まとめると今回の2箇所の宣伝は、直接何かあるというより名前を広めるという位置付けが大きいかと思います。これからウェブサイトを充実させ、海外の雑誌や媒体に宣伝した時に、キュレーターの目に止まったら「あ。前に見たことあるやつだ!」と親しみ半分でアクセスしやすくなるかもしれません(低い望み)。

ひー。誰か一緒に作業してくれる人、ぼしゅー。